スギ花粉症の治療であること。

まず初めに大切なことはスギ花粉症であることを明確に証明しなければなりません。採血などの検査で診断をしますが、スギ花粉症の人にはハウスダスト等、他のアレルギーをもつ人も多くいます。このように併発している人は効果に限りがあることをご理解ください。

年単位の治療になります。

治療中はシーズン外でも毎日投与する期間があります。途中でさぼってから再び投与すると口の中が腫れることもあるので、長期間治療をするという覚悟のもとで治療に臨んでください。

すべての人が完全に治るわけではありません。

無症状となる人は20%前後です。70~80%の人に症状の改善があります。
残念ながら20~30%の方には効果がありません。薬を減らす治療、症状を軽くする治療とご理解ください。

症状が強ければスプレーや飲み薬を一緒に使ってください。

治療の効果は、スギ花粉の飛散量に大きく影響を受け、大量飛散年にはやや効果が落ち、逆に少量飛散年には効果が高まります。飛散が多い時には症状も出やすくなるので、我慢せずに適切な薬の併用をお勧めしています。ただし、免疫の機能を落としてしまうステロイド薬はなるべく避けてください。スプレータイプでステロイドが含まれている薬に関しては、局所のみの使用となりますので、使っていただいて結構です。