西宮市・芦屋市・尼崎市梅華会耳鼻咽喉科グループのダニアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法専門サイト
ダニアレルギー性鼻炎で悩む人は
どのくらいいるのでしょう?
全国的な規模で調査がなされたことはないようですが、2005年6月、山梨県農村部の4つの小学校の全児童328人を対象として、いくつかのアレルゲンによる感作率と有病率の調査が行われました。
この調査結果、ダニに対する感作率は高い方から、
スギ花粉58%
ダニ45%
カモガヤ25%
ブタクサ20%
ヨモギ16%
いずれもスギ花粉に続く2番目でした。
感作率とは、ある物質に対する抗体(異物が体内に入り込んだ時に反応し体から追い出すためにできる物質)をもっている人の全体に対する割合で、高くなるほど抗体を持っている人が多いことを示します。ある物質に対する抗体を持っている人は、現在アレルギー性鼻炎や喘息を発症していなくても、いつかは発症するかもしれない、いわばアレルギー予備群と言えるのです。
日本人の約40%が
アレルギー性鼻炎
一般的には日本人の約40%(2.5人に1人)がアレルギー性鼻炎を持っていると言われています。アレルギー性鼻炎は、年間を通して起こる「通年性」と一定の季節に限って起こる「季節性」の2種類に分けられますが、日本人の約30%(3人に1人)が季節性アレルギー性鼻炎で、日本人の約25%(4人に1人)が通年性アレルギー性鼻炎を持っています。この数字を御覧になってお気づきと思いますが、お一人で季節性と通年性アレルギー性鼻炎の両方を発症している方がいらっしゃるのです。そして、通年性アレルギー性鼻炎の約90%はダニが原因と言われています。
抗原特異的免疫療法とは、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患のアレルゲンを少しずつ投与していく治療法で、多量のアレルゲンを体内に取り込んだときに起こる様々な過剰反応を緩和する治療法です。そして、この抗原特異的免疫療法には、注射による皮下免疫療法(subcutaneous immunotherapy:SCIT)と舌下免疫療法(sublingual immunotherapy:SLIT)の2つの方法があります。アレルギー性鼻炎はどちらも保険で診療することができます。

2つの治療法の違いについて:
アレルギー性鼻炎の
治療法
アレルギー性鼻炎に対して現在は薬物療法が主流ですが、薬物療法は、今発症している辛い症状を軽減するだけの対処療法です。ところが、抗原特異的免疫療法を一定の期間にわたって正確に行った場合は、鼻症状や眼症状、咳やぜんそくといった下気道症状が改善されることが期待できます。
また、年単位で適切に治療することにより、効果が長期間持続し、使用している薬物の使用量を減らすことも可能です。
また、通年性アレルギーと季節性アレルギーのどちらも発症している方がいるように、ある物質にアレルギーを持っている患者さんは、新たに次の物質にアレルギーを持つことが少なくないのですが、抗原特異的免疫療法によってその併発が抑制されることも分かってきました。
ただし、即効性を期待する治療法ではなく、効果を得るためには年単位で確実に治療を続けることが必要です。
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