西宮市・芦屋市・尼崎市梅華会耳鼻咽喉科グループのダニアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法専門サイト

治療を開始する前に

初診時の問診では、患者さんの既往歴や家族の既往歴、現在服用しているお薬などをお聞きします。
場合によっては、舌下免疫療法が適さない場合もありますので、正しくお伝えください。
また、少なくとも2年間は毎日連続して投与し続けなければなりませんし、少なくとも1ヶ月に1回は受診しなければなりません。
それが可能がどうかをしっかり考えてください。

治療を開始してから

毎日正確な用量を服用しましょう。もし、誤って規定量以上を服用した場合には、すぐに吐き出してうがいをしましょう。
もし、身体に異常が見られたら、直ちに医療機関を受診してください。
また、誤って舌下に含まず、そのまま飲み込んでしまっても、その日はそれで完了とし、再度服用しないようにしましょう。
服用を忘れた場合は、同日中に気づいた場合はその時に服用しますが、前日の飲み忘れを気づいてもそのままとし、1日分以上の服用はしないでください。
口内炎や口腔内外傷など、口の中に傷がある場合は服用を休止し、電話でご連絡ください。

また、ダニアレルギー舌下免疫療法を行う場合には、その効果を確実に得るためにアレルゲンの回避は必須です。
つまり、アレルゲンであるダニの死骸や糞に可能な限り触れないようにすることが重要です。そのためには、まず、次のような点を注意してください。

①ダニが繁殖しやすい環境(室内温度25℃以上、相対湿度60%以上)を避け、常に室内の清潔や通気を心がけましょう。
②ダニが繁殖しやすいじゅうたんや布製のソファなどの使用は避け、できれば床はフローリングにしましょう。
③床や畳の掃除機かけは、1m2当たり20秒の時間をかけて毎日行うことを心がけましょう。
④寝具の管理は重要なので、寝具への掃除機かけは1m2当たり20秒の時間をかけて週1回以上行いましょう。また、シーツや布団カバー、枕カバーなどはこまめに選択することを心がけましょう。(防ダニ効果のシーツの利用はある程度の効果を望めますが、殺ダニ剤を使用することはお勧めできません)
⑤年1回は室内の徹底した大掃除を行いましょう。
⑥室内で飼うイヌやネコなどのペットの飼育は、ペットアレルゲンの新規感作やダニアレルゲンの増加をもたらすので避けましょう。

こんな人にお勧めです

ダニアレルギー舌下免疫療法は、ダニをアレルゲンとするアレルギー性鼻炎の診断が確定している軽症から重症まですべての患者さんが保険診療の対象です。
症状が改善したり根治する可能性もあるわけですから、これから先もずっと続く薬物療法を止められればと思っている方には、12歳以上であればどなたでも選択していただける治療法です。

中でも、ヒスタミンH1受容体拮抗薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、鼻噴霧用ステロイド薬などの薬物療法で症状を十分にコントロールできない方には特にお勧めしたい治療です。
レーザーで焼くなどの手術療法で症状の改善が見られなかった方にも試みる価値はあると思います。
また、薬物療法で強い眠気を感じるなど望ましくない副作用が現れる方にもお勧めです。
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